突き指は、指を強く突いてしまったときに起こる怪我のことです。
バスケットボールやバレーボール、野球などのスポーツをしているときに、ボールが指にぶつかることが原因で起こります。
突き指をすると、指が腫れたり、痛くて動かせなくなったりします。
時には、指の関節や靭帯にダメージがあることもあります。
施術の流れ
① 患部の状態、全身の状態の確認
まず、突き指をした部分を詳しく調べます。
どこが痛いのか、どの様に痛むのかを聞いて、見て、触って確認します。
また、全身の状態も含め、他に問題がないかもチェックします。
②身体の動かし方の確認
次に、指をどのように動かしているかを確認します。
関節がどれくらい動くか、痛みが出る動きはどれかを見ます。
これにより、痛みの原因となる動きや、どこに負担がかかっているのかを見つけます。
③施術
- 冷やす: 突き指した直後は、患部を冷やすことで腫れを抑え、痛みを和らげます。
- 固定: 指を固定して、動きを制限し、痛みを軽減します。専用のテープやスプリントを使います。
- マッサージやストレッチ: 筋肉をほぐして、血の流れを良くし、治りを早くします。
- 物理療法: 電気や超音波を使って、痛みを和らげ、治りを早くします。
④アドバイス
施術が終わったら、再び痛みが出ないようにするためや早く良くなるためのアドバイスをします。
- セルフケア方法: 家でできる簡単なストレッチや運動のやり方、冷やすタイミングや方法。
- 日常生活の注意点: 突き指を悪化させないための動き方。
- リハビリ方法: 指の動きを良くするための運動やエクササイズ。
予防方法
突き指を予防するためには、以下のポイントに気をつけましょう。
1. 正しいフォームで運動する
バスケットボールやバレーボールなど、ボールを扱うスポーツでは、正しいフォームでプレイすることが大切です。
コーチやトレーナーにフォームをチェックしてもらいましょう。
2. 指のストレッチを行う
運動前には、指のストレッチを行いましょう。
関節や筋肉を柔らかくすることで、突き指のリスクを減らせます。
3. 指を守るためのテーピング
スポーツをする前に、指にテーピングを巻くことで、関節の動きをサポートし、突き指を予防することができます。
4. 手の筋力を鍛える
手や指の筋力を鍛えることで、突き指のリスクを減らせます。
握力を鍛える運動や、指を使ったエクササイズを取り入れましょう。
5. 注意してプレイする
ボールを扱うときや、他のプレイヤーと接触する際には、特に注意を払いましょう。
無理な動きを避け、安全にプレイすることが大切です。
よくある質問(FAQ)
突き指したら、まずどうすればいいですか?
まずは、突き指した部分をすぐに冷やしましょう。氷をタオルに包んで、15〜20分ほど冷やします。
その後、できるだけ動かさずに安静にして、早めに接骨院や病院で診てもらいましょう。
突き指はどれくらいで治りますか?
突き指の程度によりますが、軽い場合なら数日から数週間、重い場合は数ヶ月かかることもあります。
しっかりと治療を受けることが大切です。
施術は痛いですか?
施術の方法によっては、少し痛みを感じることがありますが、通常は我慢できる程度です。
痛みが強い場合は、スタッフに伝えてください。無理をせず調整します。
自宅でできるケア方法はありますか?
はい、あります。冷やしたり温めたりする方法や、簡単なストレッチや運動をお教えします。
施術後に詳しくご説明しますので、実践してください。
再び突き指しないためにはどうすればいいですか?
正しいフォームで運動を行い、指のストレッチや筋力トレーニングをしっかり行いましょう。
また、指を守るためのテーピングを活用することも有効です。注意してプレイすることも大切です。
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